■労働条件の整備

 

『完全週休2日制』   『残業手当支給』   『全スタッフ社会保険加入』

『営業時間厳守』   『休憩60分確保』   『有給休暇取得』

 

これらは全国のお取引サロンで実現できている労働環境です。

 

「売上が上がったら(利益が出たら)、ウチだって導入するよ」

と思っていらっしゃる方も多いと思います。

では伺います。

 

「それはいつですか?」

 

美容業界は、これらのことに目をつむり、避けてきた業界です。

ですが、今の時代、そしてこれからもこれらを避けて通ることはできません。

 

夢や希望に溢れた美容師さんたちが、過酷な美容業界の現状を目の当たりにして、

犠牲となり、夢破れて去っていく。

 

そんな業界が未来永劫、発展するはずがありません。

お客様満足のためには、まずはスタッフ満足から。

「やると決める。いつ導入するか決める。」

そして初めてそれをするためにどうしたら良いかがスタートしていきます。

まずは、できるところから始めていきましょう。

ヘッディング 1

■評価と賃金

 

どのようにスタッフを評価し、どのように給与を決定するか。

みなさんはどのような給与の仕組みで運用されていますか。

 

・独立前の店舗の制度を参考にしている。

・経営者仲間から聞いた方法を導入している。

・アシスタントとスタイリストと分けて、アシスタントはテスト合格や社歴、スタイリストは売上によって決まる。

様々だと思いますが、この評価について最も重要なことがあります。

 

それは、経営者からのメッセージだということです。

 

どのようにすれば評価されるのか。

例えば、

・スタイリストの歩合給の割合が高いサロンは、

「売上を上げれば良い(お客様に必要のないメニューや店販でも)」と。

 

・テスト合格でアシスタントが昇給するサロンは、

「テストに受かることが大事だ(実際のお客様は担当しなくても)」と。

 

・店長でも、店長の個人売上が給与に大きく影響するサロンは、

 「誰よりも個人売上を上げよう(スタッフ育成や店舗売上よりも)」と。

 

こういうスタッフを生みかねません。

極端な例ですが、カッコ内の心の声は多くの面談で感じるところです。

この部分をそのスタッフの人間性や責任感に任せているだけのサロンも多く見受けられます。

そうではなくて、どんなアシスタントに、どんなスタイリストに、どんな店長になってほしいのかを明確に示し、それを正しく評価し、給与と連動させることが大切なのです。

 

私達がお手伝いする場合、まずお店の方向性(戦略)を明確にします。

 

その戦略に沿って、新人~店長・幹部になるまでに身に付けるべき技術や知識、サロンで取るべき行動、そして上げるべき成果というものを明らかにします。

そして美容の仕事だけでなく、経営者の思いやサロンの理念も評価制度に反映させていきます。

 

それらを定性評価(*)と定量評価(*)として組み込んで、そのサロンオリジナルの評価制度を構築します。

(*定性評価・・・数字には表れない項目を評価します。

例えば、仕事に取り組む姿勢、練習などの意欲、先輩や同僚との関係、お客様とのコミュニケーション・・・)

(*定量評価・・・数字で表せる項目を評価します。技術/指名、店販といった売上や、アシスタントであればブロー人数などの仕事量)

 

ただ評価制度を作るだけではありません。

その制度を正しく運用し、サロン全体の成長などによって変更・改編し、定着化させるところまでお手伝いをします。

 

経営者側が何を評価するか決まったら、スタッフ側がどう行動するかが決まります。

スタッフをしっかり成長させる、
売上だけでなく、能力と行動も備えたスタッフを育てます。

■キャリアパス

 

美容師としての成長の先には、

・独立して自分の店を持ちたい。

・経営者とともに経営幹部としてサロンの発展の力になりたい。

・結婚して、出産しても美容師を続けていきたい。

・技術のスペシャリストとして、教育者・講師に興味がある。

様々な思いを持ったスタッフがいます。

 

また、現状の技術習得やサロンワークに集中するだけで、将来まではまだわからないというスタッフもいることでしょう。

 

その美容師さんがこの先どんなキャリアを、

あなたのサロンで描けるかということが大切になってきます。

評価制度とも連動しますが、そのサロン内でのキャリアパスをどう構築するか。

その先にある美容師としての人生をどうデザインするか。

 

店長や副店長、店長候補といった職には、今までの美容の技術・知識・経験だけでなく、マネジメント思考も必要です。部下や後輩といったスタッフの教育・育成のための心構え、リーダーシップ、相手を思いやり良き相談相手となることも重要でしょう。

 

経営幹部や独立を考えているスタッフであれば、経営にとって必要な人・モノ・金・情報の管理の仕方、正し経営判断するための意思決定の考え方を身につけることが必要です。

 

労働条件・環境を整備し、評価制度やキャリアパスというツールがあれば、

スタッフがやりがいを持って、いきいき働くというものではありません。

そもそもの考え方、知識、技術、伝え方が必要となります。

 

これらのことをより現場レベルで考えられるようにしたい。

との思いから私達スネイルペースでは、2つのセミナーを開催しています。

経営者の方や幹部候補の方向けに「EXマネジメントセミナー」

店長や将来の店長候補の方向けに「店長セミナー」

 

上が変わらなければ、上が示さなければ、スタッフは変わりません。

そのためのサポートを全力で行います。